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第一章 micronesian

​島の笑顔

ミクロネシアは心をからっぽにして訪れるような旅が似合う。
島の人々の笑顔や優しさは、訪れる私たちにたっぷりと心の栄養を分け与えてくれる。
それが南の島のいちばんの魅力であり、財産だと思う。
人々の無償の笑顔の背景にある「島社会」を少しでも理解できれば、ミクロネシアと日本との深いつながりも見えてくる。
沖縄よりもさらに南下して、米領のグアム島まで行けば、ここはミクロネシアの玄関口。
グアムから北へ飛べば、サイパン島、テニアン島、ロタ島がある北マリアナ諸島へ。
西へ飛べばヤップ島、パラオ諸島へ。東に飛べばチューク諸島、ポンペイ島、コスラエ島、マーシャル諸島と続く。
そうした小さな島々がポツンポツンと北太平洋に点在しているエリア、ミクロネシアがこのホームページの舞台です。

小さな島々が連なるミクロネシアの面白さは、島ごとに酷似した文化があるかと思えば、異なる文化もあり、共通の食べ物のなかにその島独特 のルールや料理が生まれ、それが綿々と伝承されていること。似ているようで似ていない、元は同じなのだけれどちょっとずつ違う・・・。
そういった点が私たちを惹きつけるのです。
知れば知るほど面白く、調べれば調べるほど興味がわき、こんがらがりながらも病みつきになっていく。それがミクロネシアという場所なのです。

古来、島から島へと民族が移動し、人々の拡散によって派生した文化が変化しつつも現代に残されています。
それは食べ物の調理法だったり、踊りのような有形文化だったり、あるいは口伝による無形の文化だったりします。
まずはそれらを教えてくれたたくさんの島の人たちの笑顔からお送りいたします。
   
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